zerotier は、私自身が現在主に使用しているローカルネットワークトンネリングツールです。最近、クラウドサーバー上で moon と ztncui を再設定しました。使用したコマンドはかなり多いので、簡単な記録を作成しておきます。これにより、将来的にチュートリアルを探す手間を省くことができます。
Moon サーバーの構築#
zerotier のインストール#
curl -s https://install.zerotier.com | sudo bash
インストールが完了すると、クラウドサーバーのノード ID（ZeroTier アドレス）が生成されます。
Moon サービスの設定#
1. 設定ファイルディレクトリに移動します。
cd /var/lib/zerotier-one/
2.moon.json を生成します。
zerotier-idtool initmoon identity.public >>moon.json
3.moon.json を編集します。
nano moon.json
4. ノードの IP とポートを入力します（クラウドサーバーの 9993 ポートを開放する必要があります）。
"stableEndpoints": ["xxx.xxx.xxx.xxx/9993"]
5.moon サーバーファイルを生成します。
zerotier-idtool genmoon moon.json
6. サービスディレクトリを作成します。
mkdir /var/lib/zerotier-one/moons.d/
7. 署名ファイルを moons.d ディレクトリにコピーします。
cp 000000xxxxxxxxxx.moon /var/lib/zerotier-one/moons.d/
8.zerotier を再起動します。
systemctl restart zerotier-one
9.Moon に参加します。
Windows や Linux では、ターミナルコマンドを使用します。
zerotier-cli orbit <ノードID> <ノードID>
または、moon サーバーファイルを対応するフォルダにコピーします。
Android では、zerotier fix をダウンロードする必要があります。
ノードコントローラの構築#
公式ウェブサイト以外にも、サードパーティのノードコントローラを自分で構築して仮想ローカルエリアネットワークを管理することもできます。
ztncui のインストール#
以下のコマンドを使用して、3000 ポートを開放し、ztncui を構築します。
curl -O https://s3-us-west-1.amazonaws.com/key-networks/deb/ztncui/1/x86_64/ztncui_0.8.14_amd64.deb
sudo apt install ./ztncui_0.8.14_amd64.deb
sudo sh -c "echo ZT_TOKEN=`sudo cat /var/lib/zerotier-one/authtoken.secret` > /opt/key-networks/ztncui/.env"
sudo sh -c "echo HTTP_ALL_INTERFACES=yes >> /opt/key-networks/ztncui/.env"
sudo sh -c "echo NODE_ENV=production >> /opt/key-networks/ztncui/.env"
sudo chmod 400 /opt/key-networks/ztncui/.env
sudo chown ztncui:ztncui /opt/key-networks/ztncui/.env
sudo systemctl enable ztncui
sudo systemctl restart ztncui
デフォルトのアカウントとパスワード：admin password
コントローラの設定#
1.「add network」をクリックし、「create」を選択し、任意のネットワーク名を入力します。
2. 作成が完了したら、「networks」をクリックし、「easy setup」を選択し、「generate network address」をクリックして「submit」します。これで正常に使用できるようになります。ネットワーク ID は、モザイクで表示される場所に表示されます。
3. デバイスをネットワークに追加します。
Windows や Linux のターミナルで以下のコマンドを使用します。
zerotier-cli join <ネットワークID>